一力遼ー孫喆

今朝の朝日新聞の朝刊の名人戦観戦記に書いてあったのですが、2局目1日目の夜、芝野挑戦者は11時間睡眠だったとのこと。
自分も大会の前後は全然寝れなくなるのでうらやましい限りです。

キャプチャ
十段戦本戦2回戦より、黒が一力遼八段、白が孫喆七段。
序盤は白の好形でサバいたように見えましたが、その後は黒が攻勢。
上図の段階ではAIの評価値も互角のようです。
確かに×の白石を飲み込んで、右下が大きく黒地に見えます。
自分ならこのままヨセてしまいそうなのですが、ここからの廃石活用が見事でした。

キャプチャ
白1白3と初動は隅から。
その後方々に味付けをし・・・

キャプチャ
白1アタリから白3の置き。
この手に対して・・・

キャプチャ
参考図です。
黒1とワタリをさえぎりたいところですが、白2につがれるとどちらが被告かわからない。
黒5まで左の一団の眼を確保しても、白6につがれると今度は上下の黒との攻め合いになってくる。
これは黒支えきれないと見たか・・・

キャプチャ
実戦は黒5まで進みましたが、先手が白がワタることになっては、元の図を考えると白が戦果を挙げています。
その後右下に対して上側からのヨセもきき、このあたりの折衝でポイントを挙げた白の孫七段の中押し勝ちになりました。

十段は井山四冠不在のタイトルなので、まだ七大タイトルを獲得していない一力八段にとってはチャンスの棋戦だったはずですが、早々に姿を消しました。

孫喆七段については、以前長い間中国系の人だと思っていたのですが、孫喆はそんまことなので、生粋の日本人とのこと笑
自分が大学入りたてのころ、ちょうど一力八段がプロ試験の最中でよく話題になっていましたが、当時ライバルとしてよく名前が挙げられたのが孫七段。

今日は土曜教室を小学校の学習発表会とかぶるためお休みにしたのですが、久しぶりにゆっくりした土曜日を過ごしています。
午後は阿含杯の決勝戦、張栩名人ー一力八段戦がライブ中継されるので、それも視聴できるという贅沢。
一力八段が勝てばNHK、竜星、阿含の早碁三冠王を堅持ですが、張栩名人も早碁は強いのでどうなるか。

今日休みだった分の教室は、明日に振替です。
来週は通常通り、月例大会です。

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