
黒井山棋聖。白一力九段。日本棋院YouTubeチャンネル、大橋七段孫七段の解説から引用。
三々が多い流行の碁形。左下も右上も一見は固い方向なので、白はどちらからオサエても優劣がないように見えます。

実戦進行。逆オサエでもいいように見えますが、理由がありました。

参考図。左下が固い方向なので、本図のように打って黒に固い方向に打たせる、という考え方もありそうに見えます。しかし、13のオシが好点。白に断点があるため、旧来のカタツギの定石よりも13のオシの価値が高くなるため、実戦の進行が選ばれた、ということでした。
先週も関係者のみなさまはありがとうございました。13日㈰に予定している交流戦は、山形福島の六県選手が複数指導にあたってくださるということで「ポケモン、ゲットだぜ!」と思っていましたが、福島サイドに日程を誤って伝えてしまっていたらしく(自分が)、13日は都合がつかず福島の参加は次回以降に持ち越しとなりました。福島の皆様に6日㈰だと伝わっており、すでにスタンバイされていた方もいらっしゃったかと思います。大変申し訳ありません。またの機会をお待ちしています。ひとまず6日㈰に参加されるみなさまはよろしくお願いいたします。