
黒一力九段。白井山棋聖。日本棋院YouTubeチャンネル解説張栩九段、内田修平八段より一部引用。
23手目までの実戦進行。個人的雑感・・・白の布石は番碁の後半ほど地に辛く打つ井山棋聖らしい印象です。小目が多いのは三々を嫌っているか。特に一力九段の研究を警戒してのものでしょうか。12、13の交換は方向は白が悪そうですが、小目のカカリは大きいという現代琉の感覚という感じでしょうか。14、16はあるいは研究の手で、この手段を見てるからの白の構え?と解説。16の地点に打つ、というのは自分の対局でも取り入れていってみたいですし使いこなせるようになったら関わる子にもどういう時に使えるのか説明していけたらと思います。17~20は必然性のある進行のようです。

参考図。例えば白1のカタツギだと黒2などで整形されると黒が好形。実戦進行21の地点に石を持ってこさせたくなるのが、実戦のカケツギの意味。打たれてみて説明されると当たり前のように感じますが、自分で実際に使えているかどうか…(^^;)。
先週も関係者のみなさまはありがとうございました。
前回の土曜の教室は少し新しいやり方を取り入れた部分もありました。
成果と課題の両方があるので、少しずつブラッシュアップしていけたらと思います。